G3

WINE

佐藤病院 高橋 究
大橋産婦人科 大橋 克洋
(株) メリッツ
はじめに この研究会でも毎年報告してきた電子カルテWINEでありますが、このたび、大橋克洋と高橋究が開発してきた WINE を統合した新しい第3世代の WINE(G3WINE) として統合することとなりました。WINEの特徴としては、OPENSTEP (Rhapsody) の上に構築されている点が、他のシステムと違った特徴と思います。
OPENSTEPの特徴

1. データベースとのインターフェースに EOF ( Enterprise Objects Framework ) を採用したことにより、診療所から大規模病院にいたるまで、規模に合わせたデータベースエンジンを変更するだけで対応が可能です。

2. WebObjectを併用することが可能なので、参照が主なユーザにはWebを通してデータを送る事ができます。

3. マルチプラットフォームをサポートできます。現時点では、OPENSTEP Enterprise (Windows NT, Solalis) Mach (Intel, NeXT)ですが、 この秋のRhapsodyの登場で、Mac, Rhapsody for Intel, Windows NT, Windows 95, Windows 98 の上で同じアプリーケーションが動きます。 WINEはこの3つの特徴にすてべ対応します。


framework
WINE独自の特徴、図に示すWINEのframework WineAppKit, WineCabinet, WineProcessor, WineCell, WineUserInterfaceが論理構造間を独立させることができるのが特徴です。今回はαバージョンではありますが、同じフレームワークを使用したために可能になった、異なるユーザインターフェースを持つWINEをごらんに入れたいと思います。


関連サイト

http://www.sato-hosp.or.jp/WINE/WINE.html
http://www.ocean.linc.or.jp/~ohashi/WINE/