MedXML SIG報告 放射線治療

 

中島裕生
MedXML技術委員/診療録技術委員会委員長、
当SIG世話人
(ニチメンデータシステム(株))


粒子線を含む放射線治療に関する医療情報交換規約を作成するSIGを発足させました。粒子線を含む放射線治療に関する医療情報には、病歴/治療歴/患者/レポート/画像情報などが含まれ、従来のカルテ情報から、検査情報、医療画像情報に渡る広範囲の情報が対象になります。こうした医療情報を、今後建設が予定されている全国の粒子線治療センターおよび大学病院、医療機関の間で相互に情報交換したい要望にこたえる形で、このSIGを発足させたわけです。

このSIGの活動の目標は、放射線治療のボキャブラリーに関し、放射線治療Dr.の意見を広く収集、標準化し、放射線治療に関する医療情報交換規約を作成し、最終的にMMLのモジュール形式をとった規格にすることです。

当SIGの発足メンバーは以下の方々で、今後多くの先生方がSIGに参加されます。

(座長)放射線医学総合研究所 外山比南子先生

兵庫県立粒子線治療センター 村上昌雄先生