MMLテーブルOID附番案
MML0003テーブル改定案(HL7 CDArel.2とのデータ互換性のため)
コード Description 備考 PH Telephone 電話 FX Fax FAX MD Modem CP Cellular Phone 携帯電話 BP Beeper/Pager ポケットベル Internet Internet Address: Use only if telecommunication use code is NET X.400 X.400 email address: use only if telecommunication use code is NET 以下CDA rel2からの追加分 H Home addredd 自宅の連絡先 HP primary home ビジネスアワー後の連絡先 HV vacation home 休暇中の連絡先 WP Work Place 職場
(ビジネスアワー時に最初の選択肢となる連絡先)DIR Direct 職場直通
(職場において、個人または部署への直通連絡先)PUB Public 職場代表 BAD bad address 誤った連絡先 TMP temporary address 一時的な連絡先 AS answering service 応答サービス
(留守番電話や自動アナウンスなどの応答サービス)EC emergency contact 緊急連絡先
(緊急時に最初の選択肢となる連絡先)MC mobile contact 携帯電話 PG pager ポケットベル ※ グレーの網掛け部分は、重複項目
■新規作成MMLテーブルについて
□ 概要
MML V3文書 から HL7 CDA release 2(略記:CDA rel2) 文書へのマッピングを行う際に、新たなMMLテーブルの作成が必要となる。これについて説明し、必要なMMLテーブルを規格に反映したい。□ MMLのセキュリティレベル要素のマッピング
MMLの<securityLevel>要素に該当する要素が、HL7 CDA release 2 文書にはない。そこで、CDA rel2 の Body部のsection要素に、MMLの<securityLevel>要素が持つ情報をマッピングすることを検討している。アクセス権に関する情報をもつ<securityLevel>要素は、その内容として、MMLテーブル(MML0026, MML0027, MML0028, MML0034, MML0035, MML0036)のコード値を持つ(施設名と個人名を除く)。
コード値を持つことによりMML文書を解析するアプリケーションがアクセス権を判断できるようになっている。
従って、MMLからCDA rel2 へマッピングする際には、level3記述を行う必要があり、<entry>要素を用いることになる。
また、CDA rel2文書中でこれらMMLテーブルへの参照を記述するためには、各MMLテーブルへのOIDの割り当てが必要となる。
MMLのアクセス権の設定対象は、4つの要素
<mmlSc:facility>, <mmlSc:department>, <mmlSc:license>, <mmlSc:person>
で記述される。それぞれの意味は、施設、診療科、職種、個人である。
CDA rel 2 の<entry>要素以下にはこれらに該当するものはないため、<code>要素で指定することにする。そのためには、これらアクセス権設定対象を表すMMLテーブルが必要である。
その内容は以下の通りである。このMMLテーブルに対してもOIDの割り当てが必要である。
【補足】
マッピング設計内容そのものについては、「セキュリティレベルの設定について」シートを参照。
MMLテーブル(アクセス権設定対象区分) code description facility 施設 department 診療科 license 職種(記録者分類および医療資格 person 個人