そろそろ電子カルテ1.0の話をしよう

そろそろ電子カルテ1.0の話をしよう


京都大学 大学院医学研究科 EHR共同研究講座 小林慎治




Seagaia meetingでは平成7年から電子カルテの実現に向けた研究を行ってきた。平成10年台には複数の電子カルテからデータを集約する統合EHRの実現に向けた研究を行い、はにわネット、まいこネットを構築し、千年カルテプロジェクトへと発展させてきた。

新時代を迎え、ビッグデータの時代、AIの時代と呼ばれ、電子化されたヘルスケアデータの活用に向けて世界中で期待が高まりつつあり、日本でも法整備をはじめとした基盤が整いつつある。

今回のSeagaia meetingでは、電子カルテの役割を見直し再定義することを提案する。