このようなコンセプトで Web 型電子カルテを実現し、2009 年にオープンソースとして無償で提供しています。興味のある方は「電子カルテNOA」で検索してみてください。 最近はいくつかのベンダーさんから Web 型電子カルテが販売されるようになりました。しかし「他の電子カルテやユーザと共通化された周辺ツールを、ネットワークからダウンロードし、電子カルテに組み込む」というコンセプトはまだ他では見られません。利益優先であれば当然自社囲い込みという戦略をとることになるので、この考え方とは相反するからでしょう。しかし、ユーザ側からみればそうではないのです。私が思い切ってオープンソースで無償配布に踏み切ったのも、そうした理由からです。 オープンソースにした以上パクられることは覚悟の上です。パクる以上は本家のコンセプトを正確に理解し、本家を越えるものを出して欲しいと思います。